Akiko Iwakuni (岩國 亜紀子)

幼少期に入院した際とても優しかった看護師さんがおられ、その方にあこがれて看護の道に進みました。産科病棟・外来にて助産師として多くのママたちと出会う中で、妊娠、出産、子育て期には喜びや幸せはもちろんたくさんあふれていますが、「仕方がない」と我慢せざるをえないツライ不快症状などがあることを知りました。

そこで、これからママになる多くの女性がより快適に過ごせるようなケアがあればいいなと思って研究を進めています。

そして、私自身、2人の子どもを育てたり、がん治療を経験した中で、誰かが決めた「正解」ではなく、自分が試してみたいと思える「選択肢」を知れることが、誰でもない自分らしい生活を送るためにはとても大切だなと実感しています。迷いを感じておられる皆さんと対話を重ねながらこれまでの経過を振り返り、自分らしい生活につながる選択肢を探すお手伝いができれば嬉しいです。

兵庫県立大学大学院博士後期課程　母性看護学専攻にて博士（看護学）取得

地域にて助産師・保健師として勤務