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ピアサポートを受ける
ピアサポーターってどんな仕事?
ピアサポーターの人数
*現在様々な団体が行なっているため、正確な統計データはありません。スプラメンターではデーターの透明化を図るためウェブサイトで開示します。
過去の相談例
- 休職明けの治療と仕事の両立について(復帰後の職場状況について)
- 副作用や後遺症について(対処方法など)
- 人間関係 (医療従事者や家族、同僚との関係)
FAQ(よくある質問)
ピアサポートと心理カウンセリングは何が違いますか?
一番の違いは同じ経験があるかないかです。ピアサポーターはあなたと同じ経験をしているピア(仲間)のため、対等な立場でお話しを聞き、実体験に基づいたアドバイスができます。心理士は専門的知識と実践で得た知見を活用し、エビデンスに基づいた正確な治療法であなたの抱えるこころをより良い状態へ治すことが求められます。両方組み合わせることで、うつ病や不安症の防止に繋がるという研究データがありますので、違いを実感するためにもまずはどちらも受けてみると良いかもしれません。
ピアサポートはいつ受けたら良い?
オーストラリアで行われた思春期・若年成人(AYA世代)のがん患者を対象とした研究によると、治療後から12週の間にピアサポートを受けることがうつ病や不安症の防止に一番効果があると実証されました。多くの場合1年以内に受ける方が多いです。早く受けることがこころの健康を守るために大切です。
出典:McGill BC, Sansom-Daly UM, Wakefield CE, Ellis SJ, Robertson EG, Cohn RJ. Therapeutic Alliance and Group Cohesion in an Online Support Program for Adolescent and Young Adult Cancer Survivors: Lessons from “Recapture Life”. J Adolesc Young Adult Oncol. 2017 Dec;6(4):568-572. doi: 10.1089/jayao.2017.0001. Epub 2017 Jun 5. PMID: 28581346.
ピアサポートを受けるメリットは?
ピアサポーターが解決できる課題のトップ3です。
- こころの悩み(気持ちを分かちあい、心配事や懸念を話し合うことができる)
- 孤独(つらい経験を分かち合うことで得られる「つながり」は、孤独感を和らげ安心感を感じる)
- 信頼できる情報の不足(実体験に基づく信頼できる情報を得ると同時に、新しい一歩を踏み出す勇気をもらう)
どれくらいの期間サポートを受ける必要がありますか?
ピアサポートの一番の目的は、自分の足で再び立ち上がり、自分を大切に前に進んでいけるようになることです。 状況やサポートを始めたタイミングなど人によって個人差があります。良い仲間に出会うことができれば、年単位で付き合っていく心のパートナーになることでしょう。